幽玄(坂東玉三郎×鼓動特別公演)を観賞しました
こんにちは、えびょです。
いつもブログを閲覧いただきありがとうございます。
坂東玉三郎さんと鼓動の共演「幽玄」をBunkamuraオーチャードホールで鑑賞してきました。
チケット入手までのいきさつ
とある土曜日の朝、母から電話がありました。
母「今テレビで鼓動と坂東玉三郎さんの演劇のチケットが10時から電話で販売されるんだけど行かない?」
私「10時から?電話でやるの?取れるかな?」
サッカーの観戦チケットを、電話申し込み購入する時の苦い思い出が頭に浮かびます。(直近ではクラブワールドカップでした)
オット「ネットでもう販売されてんじゃないの?」
と話を聞いていたのかアドバイス。
早速調べてみると、どうやら既にインターネットで販売されているようです。
さっそく、アクセスして10時前に予約を完了。
10時になったときに確認すると、オーチャードホールでのチケットはすべて完売。
母に連絡を終えて、あとは当日をまつのみとなりました。
幽玄(玉三郎×鼓動)
坂東玉三郎さんと鼓動さんの特別共演は、前回2006年『アマテラス』以来の第二弾となります。
今回は能楽において世阿弥が唱えた「幽玄」をテーマに選ばれています。
坂東玉三郎さんと太鼓芸能集団 鼓動さんは2000年からのお付き合いがあり、『アマテラス』の他何作も玉三郎さんが演出を担当されている作品があります。
2012年からは鼓動の芸術監督に玉三郎さんが就任されています。
今回の『幽玄』は
演出・出演:坂東玉三郎
のみなさんが出演されます。
演目
1幕:三保の松原の羽衣伝説がモチーフの『羽衣』
中国清涼山の石橋を渡ろうとする寂昭法師のお話の『石橋』
以上の3演目を鼓動さんのオリジナル楽曲も交えて演じます。
1幕と2幕の間に休憩が15分あります。
観賞を終えて
『羽衣』の天女は優美な舞で静、『道成寺』の白拍子が胸元の太鼓を鳴らしながら激しい舞の動という感じで、対照的な動きでしたが、女形の第一人者の玉三郎さんの演技が素敵でした。
『石橋』は、玉三郎さんの連獅子も拝見でき、ほかの演者の方との息のあった演技が素晴らしかったです。
鼓動さんは、太鼓だけでなく横笛やお琴も演奏されていました。
太鼓はとても力強い音で、太鼓好きな母は満足していたようです。
観賞後、今度は歌舞伎の玉三郎さんをみにいきたいと思いました。
できれば、女形の大作で、和楽器のお琴、三味線を弾かれる『阿古屋』 をぜひ観に行きたいと思います。(なかなか上演されないとは思うのですが)
日本の伝統文化に触れた一日となりました。
『幽玄』公演スケジュール
- 【東京】2017年5月16日(火)~20日(土)東京都渋谷区 Bunkamuraオーチャードホール
- 【新潟】2017年5月26日(金)~28日(日)新潟県新潟市 新潟県民会館
- 【愛知】2017年5月31日(水)~6月2日(金)愛知県名古屋市 愛知県芸術劇場 大ホール
- 【福岡】2017年9月2日(土)~18日(月・祝)福岡県福岡市 博多座
- 【京都】2017年9月21日(木)~23日(土・祝)京都府京都市 ロームシアター京都メインホール