原発性アルドステロン症と診断されるまで④(カプトプリル負荷試験)
こんにちは、えびょです。
前回のホルモン検査で、原発性アルドステロン症の疑いが強くなりました。
今回は、この病気確定する上で重要な検査となる、カプトプリル負荷検査について記事にしたいと思います。
前回の検査後に
ホルモン検査で陽性だっため、次は2週続けて検査をすることになりました。
そして、次回の検査時に薬を飲んで実施するとお話がありました。
「薬を持ってきてください」と言われ、精算時に院内処方で薬をいただきました。
検査当日家を出る前に服用するのではなく、病院についてから検査時に服用するとのこと。
忘れたりしたら大変だから、当日病院で渡してくれればいいのに・・と思いながら薬を受け取りました。
カプトプリル負荷試験とは
カプトプリルという降圧剤を服用し、アルドステロン(PAC)とレニン(PRA)の値を測定し、その値を陽性か否かを判断する数値とします。
カプトプリルを服用すると、レニン活性が促進されます。
このため服用後は、アルドステロンが下がってレニンが上がるのが通常です。
服用後、「アルドステロンも下がらず、レニンも上がらない」このような場合、原発性アルドステロンが疑われます。
PAC/PRA>200となると(200以上)で陽性となります。
カプトプリル負荷試験当日
①食事はとらないで病院にいきます。
②服用している薬があれば、こちらも当日は中止します。
③まず、ベッドに横になり安静状態を30分たもち、1度目の血液採取
④その後、カプトプリル錠を飲んで、安静にし、60分後と90分後に血液採取
そして悲劇が・・・
薬も忘れずに持参し、検査する部屋に通されます。
血液採取が多いので、点滴するときのようにルートを確保すると説明を受けました。
プレートを見ると医師となっています、少し若めの先生だったので、「血管細いみたいで、いつも血液検査取りづらいです」と事前申告しました。
「そうなんですか、わかりました」軽く先生はおっしゃったのですが・・・。
右腕に注射がはいりますが、なかなかルートが確保できません。
血液検査の時も正直人によって痛みがあるので、結構耐性ついていて我慢できるタイプだと思っています。
ですが、通常より長い針でぐりぐり回されるのも限度があります、「先生、かなり痛いので、これ以上我慢できそうもありません。」というと、先生は、針を抜きました。
その後左腕にも同じようにやりますが、ルート確保できません!
3回目にしてやっとルートが確保できました。
さらなる追い討ち
この後、ルート確保した場所から血液採取をしようとしたのですが、何度やっても血液が取れず、結局3回別の場所からとることになりました。
ルート確保した意味あったのかな(ボソッ)
そして、検査直後の写真がこちらです。
こちらの血液採取の顛末は以前記事にして少しふれているのですが、原発性アルドステロン症の検査説明として再度記事にさせていただきました。
この後、会社がお休みだったオットと一緒に出かける予定でしたが、頭痛などがおきて気分が悪くなったためキャンセルして家に戻って寝込んでしまいました。
検査後数日して、腕がすごいことになりました。
ちょうど気温が高い時だったのですが、長袖を着ないと外出するのを躊躇するようでした。
数日後の検査を控えて不安ばかりが頭をよぎる検査となりました。
最後までご覧いただきありがとうございます。
原発性アルドステロン症に関する過去記事はこちらから