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原発性アルドステロン症と診断されるまで⑤(フロセミド立位負荷試験)

こんばんは、えびょです。

 

少し間が空いてしまいましたが、前回に引き続き、原発性アルドステロン症の疑いが強いために受けた、2つ目の確定検査について書きたいと思います。 

前回の検査後に

前回のカプトリプリル検査後、注射針の痕がどんどん濃くなっていき半袖で外に出るのが困るくらいになりました。

検査後、2、3日後は体調も悪い日が続いたので、次回の検査がとても不安になりました。

いよいよ検査当日

不安のまま検査当日になりました。

受付の際、前日から言おうと思ったことを実行することにしました。

私「今日検査にまいりました◯◯です。こういういう腕の状況なので、今回の検査はできたらベテランの方にお願いできますしょうか?」

と言って両腕をまくってみせました。

対応した看護師さんは腕を見て「わかりました、先生にお願いして見ますね」とおっしゃってくださいました。

私はホッとして席で名前を呼ばれるのを待ちました。

フロセミド立位負荷検査とは

入院して実施する病院もありますが、私は通院でお願いしました。

フロセミドというを薬剤を投与され立位状態で過ごすと、利尿作用があるため循環血液量低下し、腎血流低下するので、レニン活性(PRA)が上昇します。

これに対して原発性アルドステロン症の方は、もともとアルドステロンがでているのでレニン活性は抑制されたままとなります。

このため、この検査で血液検査でレニンの値が上昇しない場合は、原発性アルドステロン症が陽性となります。

フロセミド立位負荷検査手順

①食事はとらずに病院にいきます。

②まず、ベッドに横になり安静状態を30分たもち、1度目の血液採取

③その後、フロセミド40mgのボーラス投与(一気に静脈投しますので冷たく感じることがあります)

④ベッドから立位に移り、室内で軽歩行・立位保持で過ごし60分後と120分後に採血を実施します。

ちなみにこの検査は原発性アルドステロン症確定検査の中でも一番長いものだそうです。

いざ出陣!

名前を呼ばれ、返事をして意を決して?看護師さんの後についていきます。

前回と同じ部屋に案内され、緊張の一瞬を迎えます。

検査の先生は、前回の方ではありませんでした。(少しホッとしました。)

先生におずおずと腕を見せると、開口一番「一回で取れるところからとりましょうね」とおっしゃってくださいました。

そして、私にとってのメインイベント?の血管ルート確保は、あっさりするぐらいすぐにおわりました。

拍子抜けしたような顔をしていたと思われる私に対して、先生が

「人間の腕って内側より外側の方が痛みを感じるの。後で腕つねってみて。手首の血管が太くて良さそうだったのでここにしました。」と笑顔でお話ししてくれました。

たしかに後で腕をつねると内側の方が痛みが弱かったです。

新たな試練

先生にルートの保護をしていただいた状態がこちらです。 f:id:ebyokeikei:20171014225831j:image

そして、ここから立ったまま2時間を過ごすことになります。

受付の前まで移動して、この辺で2時間過ごしてくださいと言われます。

フロセミドは利尿作用があるので、お手洗いに行きたい時は声をかけるようとのことでした。

受付前なので人の出入りが結構あります。

なんでこの人じっと立っているんだろうと見る人もいて、ちょっと恥ずかしくなりました。

そこで、受付に確認・許可をいただいて、病院内をウロウロ歩きまわることにしました。

小児科や眼科などいろんな科を横目に見ながらぶらぶらとお散歩します。

何度も同じ科を通るのも申し訳ないので、病棟と病棟の渡り廊下でニュース記事を見たり、LINEをしたりして時間を潰します。

60分後、120分後に戻って血液採取をするのですが、これも立ったまま実施します。

この2時間の時間経過がとても遅く感じました。

でも、この試練も前回のあの痛みに比べれば・・・と思って乗り切りました。

検査が終わって

無事二回の検査も終わって、血管ルートも外されたので、思い切って先生に声をかけます。。

私「前回ルートがなかなか取れなくて、その後体調も悪くなったので、今回の検査ドキドキしてました。」

先生「そう聞いたので、私が来ました。」

私「ホッとしました。ありがとうございました!」

つい本音が出てしまいました。

先生、本当にありがとうございました!

心配して定時後すぐに帰った来たオットは、元気な私をみて拍子抜けしていました。

とりあえず2つの検査が終わったので、次回は結果報告を受けにいきます。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

原発性アルドステロン症に関する過去記事はこちらから

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