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原発性アルドステロン症と診断されるまで③(ホルモン検査の結果は)

こんにちは、えびょです。

前回に引き続き、原発性アルドステロン症というあまり聞きなれない病気と診断されるまでの経緯を綴って行きたいと思います。

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 新しい先生

私が診てもらっているのは大学病院です。

先生の異動もわりと大きくあるようで、今回から新しい先生になりました。

前の先生は男性でしたが、今度は女性の先生です。

私より若い先生でしたが、挨拶も明るい感じで好印象でした。

後でこっそり?お名前で検索してみたら、色々論文なども発表されている先生でした。

なんでもそうですが、信頼関係って重要。

病院の先生は特に、信頼関係が築けないと治る病気も治らない感じがします。

お話も熱心に聞いてくださるので安心できる先生でホッとしました。

ホルモン検査

今回のホルモン検査は、血液検査で結果が判明します。

前任の先生は以下の血液検査オーダーをしていました。

検査種別:下垂体、甲状腺、副腎皮質が二種類

通常の検査に加えてこれらの検査が追加されていました。

各検査項目

下垂体:

GH(成長ホルモン)、IGF I(ソマトメジンC)、ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)

甲状腺

F-T3(トリヨードサイクロニン)、F-T4(サイロキシン)、ACTH(甲状腺刺激ホルモン検査)

副腎皮質1

アドレナリン、ノルアドレナリンドーパミン

副腎皮質2

アルドステロンレニン活性(PRA)コルチゾール 

原発性アルドステロン症はホルモンの病気なので、その他のホルモン系の病気の可能性も考えて先生はオーダーしてくださったようです。

この中でアルドステロンとレニン活性の数値が、原発性アルドステロン症を判断するために必要になります。

他の数値はドーパミンがちょっとだけ正常値をオーバーしていましたが、気にすることはないようです。

判断基準

判断基準は、PAC(アルドステロン)/PRA(レニン活性)比>200 とのこと。

この式に数値を当てはめて、200を越えれば原発性アルドステロン症の疑いが強くなります。(もしくはPAC/ARC>40の数値を見る場合もあります)

私の場合は、

354/0.6で590!でした。

200以上なので、原発性アルドステロン症を疑うには立派?な数値です。

確定診断へ

上記の通り原発性アルドステロン症の可能性があるので、次の3つの確認試験(カプトプリル負荷試験、フロセミド立位負荷試験、生理食塩水負荷試験)のうち2種以上を実施し、確定診断を行うことになりました。

このうち2つ以上が陽性なら、原発性アルドステロン症と確定されます。

先生から、「1日で2つの検査はできないので、検査入院もできますよ」と言われましたが、2週に分けて検査をしていただくことにしました。

 先生に検査にあたっての説明いただき、精算をして病院を後にしました。

この時は、陽性確定されたら、手術なのかなぁとか思いながら、来た道を戻っていました。

まさか、次の検査が波乱を呼ぶことになるとは夢にも思いませんでした。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

原発性アルドステロン症の過去記事はこちらから

keikei-mile.hatenablog.com

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